Photo by バス停 2024-08-28 19:09:58 0 comments 36 views

宏観現象。

「地平線の向こうは崖なの。そうなの。」
誰に吹き込まれたと言うことではなくて、そのように見えるのだろう。かなりの距離に渡って、視界を遮る緩衝緑地も防音壁もない。
水平線から雲が層を成して東の方へ押し流されている。トンビがキジバトのような重たい羽ばたき方をする。
ガス化したかと思えば飽和分が凝結、分子は粒状に成長するけれども羽毛のように軽く、上昇と下降、成長と霧散を繰り返す、目視可能、予測困難の膨大な水、なのだとか。
夏らしいと言えば、夏らしく。
「台風もあらかじめルートを教えてくれれば良いのに」

誰かに....吹き込まれたと言うことではなく。て

ハート

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