三度マヤカン⑪
マヤカンと言えば額縁の間が有名ですが、実は額縁の間から壁一枚を隔てた反対側に、鏡写しのように左右対称のそっくりな間取りの部屋があります。それがこちら。通称「逆額縁の間」。僕は略して逆縁の間と呼んでますが。そもそもこの双方の部屋は現役の頃は女湯と男湯でしたので、間取りが左右対称になってるんですね。今までやと椅子とテーブルは額縁の間にしか置かれてませんでしたが、今回行ってみたら逆縁の間にもこのように別の椅子とテーブルがセットされてました。おそらく、ポートレートを撮りに来た人あたりが撮影の為に別の部屋からわざわざ持ってきたんでしょう。マヤカンは行く度にこうした残留物の位置がちょいちょい変わっており、中にはその変化を楽しむという通なリピーターもおります。僕は廃墟内の物を触ったり動かしたりするのには反対派なんですが・・・・・・う~ん、これはさすがにグッジョブと言わざるを得ない(←身勝手)www